ペンタ君は会話ができる、ペンギンロボットです。
音声認識をローカルで行なっているので、入力した音声に対する反応が早いのが特徴。可愛らしい見た目で、子供達にも大人気!
技術紹介
リンク機構を使って首を操作
サーボモーターを体の胴体部分に集め、リンク機構を使って頭や首を動かすことで、衝撃や負荷からの消耗を抑え耐久性UP。
ソフトマテリアルで事故防止
毛皮(外装)やフリッパー(手)などは、ソフトな素材を使って製作することで、子供が指を挟んで怪我をしないようにしています。
ソフトマテリアルで自然な動き
外装は型からウレタンフォームで作り特殊加工を施し、人口毛皮を貼り付けています。ソフト素材を使うことで、外装がメカの動きに追従し、より動物に近い自然な動きを実現。
キュートな外見で子供に大人気
その可愛らしい見た目と、動物のような滑らかな動きで、イベントではいつも子供に大人気。
ローカル音声認識による高いレスポンス能力
ローカルで音声認識エンジンを動かしているので、イベント会場でのWiFiの混線に苦しむことなく、入力に対してとても高いレスポンス能力を実現。
会話をよりスムーズに楽しむことができます。
紹介動画
ペンタ君の紹介動画(会話なし)
ペンタ君がふれあい動物園にやってきた!
スペック
大きさ | 高さ:30センチ |
重さ | ロボット約500g、台やその他の機材:約1kg |
DOF(軸数) | 7 |
CPU | Microsoft Surface Go |
電源 | 100VAC |
コントロール | マイクからの音声入力 |
サーボ | Futaba RS304 |
フレーム素材 | アルミ、ABS、カーボン板/棒 |
外装 | ソフトウレタンフォーム、人工毛皮 |
加工機器 | 3Dプリンタ、 CNC |
製作期間 | 2ヶ月 |
開発者に質問してみた
開発で一番苦労したのは?
音声認識の実装ですかね。
イベント向けなので、ローカルで音声認識エンジンを走らせることは必須。一度に認識できるフレーズを絞る必要はありますが、ちゃんとシナリオ構成を考え、パネル表示で誘導してあげれば、子供から大人まで会話を楽しむことができます。
ふれあい動物園のイベント動画で、ペンタ君が子供達にわしづかみにされてますが、大丈夫だったの?
「さわらないで」って表示はしていたんですけどね。
子供達には効果なしでした。
子供が触ったりすることは最初から想定してメカや外装を設計していたので、3日間のイベントでしたが特に壊れたりすることはありませんでした。
ロボットの製作
(株)RoboParaでは、「人からも動物からも愛されるロボット」をスローガンに、数々のロボットを製作してきました。
3D CADによる設計から、部品や外装の製作、ソフトウェア開発など、全ての工程を自社で行っているので、お客様のご要望に柔軟に対応し、短い納期でロボットを製作することができます。
ロボット製作でお困りの際は、ぜひ弊社にお問い合わせください。