北の大地で大活躍!?こぐま ロボットを製作しました!

こぐまロボットは、北の大地でヒグマの生態を撮影するため、BBCの取材チームと協力し製作。
2020年に公開されたSpy in the Wild 2 に出演し、関連ニュースやテレビ番組でも取り上げられ注目を集めました。

技術紹介

4Kカメラを搭載

目には4Kカメラを搭載し、近づいて来たヒグマの様子を至近距離から高画質で撮影することに成功!
野生のヒグマに襲われる瞬間を映像に取ることができました。

スプリング機構で衝撃吸収

駆動部位の周りにはスプリング機構を設けることで、衝撃を吸収し、フレームやサーボモーターの消耗を減らしています。
取材中に崖から何度も転がり落ちましたが、鼻のサーボが一度壊れただけで、そのほかは無傷!

ソフトマテリアルで自然な動き

頭蓋はソフトフィラメントを使って3Dプリントし、鼻はソフトウレタンフォームを使って型から造形しました。
外からの衝撃を吸収し、動きを柔らかくする効果があります。

カーボン素材で軽量化

フレームは軽量化と強度確保のため、カーボン素材をCNCで加工して使用しました。
軽快な動きや現場への移動を考えると、重量はとても重要な要素の一つです。
この大ききさで重量3キロは、とても軽く作れていると思います。

フェイクファーを特殊加工

外装はフェイクファーをカットし、特殊塗料で着色して製作しました。
海外での使用になるので、入出国の規制により、リアルファーは使えません。

紹介動画

Making a Robotic Bear Cub! こぐまロボットを製作

出演映画

イギリスの国営放送、BBCの主チャンネルBBC Oneで2020年1月に”Spy in the Wild 2”に出演しました。
現在もインターネットTVやDVDを購入して、映像を見ることができます。

Spy in the Wild 2 のピックアップ動画

Robotic Spy Bear Goes Fishing With Real Grizzlies. Will He Survive?
Robot Spy Salmon Joins Spy Bear But Will He Be On The Grizzly Bears' Menu?

スペック

大きさ高さ:60センチ、横40センチ
重さ約3㎏
DOF(軸数)33
CPUArduino Mega
電源LiFeバッテリー
コントロールFrSky QX7 送信機、Frsky 受信機
サーボFutaba RS405,RS406 RS304
フレーム素材アルミ、ABS、カーボン板/棒
外装人工毛皮
加工機器3Dプリンタ、 CNC
製作期間3ヶ月

開発者に質問してみた

PaLovie
PaLovie

開発中、一番苦労したのは?

開発者
開発者

前転ですね。
もともとパンダを作る予定で始まったプロジェクトだったので、設計の段階から前転ができるように試行錯誤してました。上野動物園のパンダがクルクル回るあれです。

駆動周りにスプリング機構を設けたり、各所に柔らかい素材を使ったり、カーボンでの軽量化もそのためでもありました。
アニメーション作りも大変でした、”こぐま”なので手足が短く、普通に前転しようとしても、頭がつっかえてしまうんですね。

腕の曲げ伸ばしのタイミングを変え、スピードをつけることでなんとか前転できました。

PaLovie
PaLovie

取材中に野生のヒグマが近くに居たそうですが、怖くありませんでしたか?

開発者
開発者

最初はとても怖かったです。道中立ち寄ったホームセンターの店員が、近くの街で起きたヒグマによる食殺事件について詳しく話してくれたので尚更。要約すると、「街でヒグマに出会うと、100%襲われる」という話でした。
実際の取材現場では、同行していたレンジャーが周りを見張ってくれていたし、その地域のヒグマは人を襲ったことがないと聞いていたので、ビクビク震えることはありませんでしたが、野生のヒグマが数メートル先を歩いていると思うと、心休まる大自然とはいきませんでした。

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