【動物ロボット・第8弾】本物そっくりシャケロボットを製作、果たして生き延びることができるのか!?

ロボパラで製作した動物ロボット、果たして生き延びることができるのか!?

本物そっくりシャケロボット、のご紹介です!

塗装前のスイムテストの様子です。
なかなか上手に泳いでます。
耐久性とバッテリーの持続時間のチェックも兼ねてしばらく泳がしていると、

近くのベンチでくつろいでいた近所のおじいさんがやってきて、
『ペットのコイでも散歩しにきたんか?』
「ロボットのシャケです。泳ぎのテストに連れてきました。」と私が答えると、
『よう死なせずに連れてきたなぁ。近所に住んどるんか?』
「歩いて15分ぐらいです。ロボットなので、大丈夫ですよ。」
『何年ぐらい飼っとるんじゃ?』
「つい先日完成したんです。これロボットのシャケです。コイじゃないし、本物じゃないですよ。」
『おうそうか、珍しい色のコイじゃのう』
「…。」

なんどロボットのシャケだと説明してもわかってもらえず…。
30分ほど泳がして電池がなくなってきたので回収し、お腹から電池を取り出している光景をみて初めて本物のコイじゃないと理解してくれたおじいさん。
『80年生きてきたが、こんなものは初めてみた。』と言って、ベンチに戻って行きました。

ウレタンフォームのザラザラな表面が抵抗になっていたようで、シリコン塗装後はもう少し滑らかに泳いでました。

頭やヒレは3Dプリンターで出力、マテリアルはおなじみPolyFlexを使いました。ヒレは本当は透明にしたかったんですけど、ちょうどいいフィラメントが見つからず今回は断念。

制御基盤は3Dプリンターで出力したケースに収めエポキシを流し込み防水加工しました。

今年の7月にシャケを連れて取材に同行してきました。表題にもありますが、我らがシャケロボットは果たして無事生き残ることができたのでしょうか?
2018年12月末放送の映像ですべてが明らかに!?

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